フランス共和国の国旗

987年に西フランク王国が断絶すると、パリ伯ユーグ・カペーがフランス王に選出され、カペー朝のフランス王国が成立しました。

1226年にカペー朝フランス王国ルイ9世によって国旗が制定されます。国旗には黄色いユリの花（フルール・ド・リス）が描かれました。

※フルール・ド・リスは直訳するとユリとなりますが、指しているのはアヤメの花だと言われています。

カペー朝の頃と基本は同じで、青地にフルール・ド・リスが描かれました。

1638年にルイ13世、左記のような国旗を制定しました。

画像：Royal Standard of the King of France.svg – Wikimedia Commons

国旗は現在のものと違い、赤と青の位置が逆になったものが使われていました。

なお1794年から使われ始めたとする意見も存在します。

国旗は無地の白旗が使われました。

国旗はフランス共和国時代のものが使われました。

国旗は青赤白と順番の変わった縦3色国旗が使われました。

1870年になると普仏戦争に敗れナポレオン三世は退陣することとなります。

中央に描かれているのはロレーヌ十字と呼ばれるもので、これはイギリスに占領されたフランス領土を奪還する戦いで有名になったジャンヌダルクのシンボルであります。

1944年にドイツに抵抗するフランス臨時政府が成立し、その後フランス共和国となります。