イギリス(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国) | |
---|---|
正式名称 | United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland |
---|---|
国旗縦横比 | 1:2 |
現国旗制定年 | 1801年1月1日 |
州 | ヨーロッパ |
首都 | ロンドン |
公用語 | 英語 |
流通通貨 | イギリスポンド |
面積 | 24.2万km2(日本の3分の2程度) |
人口 | 6700万人 |
イギリス国旗の意味
イギリス国旗に使われている赤や青、白といった色自体に意味はありません。
国を構成する『イングランド・スコットランド・北アイルランド』の国旗が組み合わさることで、イギリス国旗のデザインはできています。
イギリス国旗こと『ユニオンジャック』の成り立ち
複数の国旗が組み合わさることで出来たイギリス国旗はユニオンジャック、もしくはユニオンフラッグとも呼ばれます。
成り立ちをわかりやすく簡単に解説した画像が上記になります。
イングランド・スコットランド・アイルランドそれぞれの旗が合体することで、現在のイギリス国旗は成り立っています。
※現在イギリスを構成している国はアイルランドではなく北アイルランド。
イギリス国旗が左右対称ではなくずれてる理由
このように左右非対称のデザインにしたのは、スコットランドとアイルランドの扱いを平等にするためです。
スコットランドとアイルランドはともに斜め十字であったため、線をずらすことで平等性を作ったわけですね。
この斜線がずれていることをカウンターチェンジと呼びます。
イギリス国旗の由来・歴史
※画像をタップで大きくできます。
イギリスを構成するのは4つの国のはずなのに…?
イギリスは上記4つの国が構成している地域です。
しかし改めて現在のイギリス国旗(ユニオンフラッグ)の成り立ちを見てみると、ウェールズが含まれていないことがわかります。
なぜイギリスを構成する一つのはずなのに、ウェールズの旗は含まれなかったのでしょうか?
なぜユニオンフラッグにウェールズの国旗が含まれないのか
国旗の組み合わさるタイミングはイングランドがスコットランドとの連合国家になったときや、アイルランドを併合した時でした。
上記のタイミングが17世紀以後だったのに対してウェールズの併合は13世紀とかなり早いタイミングであったため、デザインを取り入れてもらえなかったと言われています。
他にも国旗デザインが単純な図形ではなかったため、取り入れることが難しかったのではという説も存在します。
豆知識:デイリー・テレグラフで募集されたイギリス国旗
『デイリー・テレグラフ』と呼ばれるイギリスの新聞が「もしもウェールズの国旗がユニオンジャックに取り入れられたとしたら?」という題材で募集をかけ、投票による順位付けを行いました。
その結果1位・2位ともに日本のアニメーション作品を題材としたものがランクインし一時話題となったことがあります。
※画像をタップで大きく出来ます。
引用:デイリー・テレグラフの記事より
見る人が見ればわかりますが、
- 投票一位:天元突破グレンラガンに登場するグレン団モチーフ
- 投票二位:ゼロの使い魔のルイズを元ネタとしたデザイン
と、それぞれアニメーション作品が基になっています。
また投票2位の作品は匿名掲示板2chに投稿されたものでもあったため、日本国内で話題となったわけです。
イギリス国旗に似てる旗
イギリスの国旗に特別似ている旗はありません。
ただし国旗内にイギリスの国旗が含まれているものは多く存在します。
左上(カントン部分)にイギリス国旗が入っている国
オセアニアはイギリスの旧植民地であった国が多く、その影響で左上にイギリス国旗が描かれています。
アメリカ国旗とイギリス国旗の意外な共通点
一般的にアメリカの国旗に使われる白色は真実を表すとされています。
しかし初代大統領ワシントンは「星は天を、赤は母国なるイギリスを、白状は母国イギリスからの独立を表す」と述べております。
つまりアメリカ国旗に描かれた白い線は、イギリス国旗の白い斜線を意識したものと考えて良いため、意外な共通点が存在したわけです。
コメント一覧 コメントがあればここに表示されます
イギリスってすごいですねー
すごい!
イギリス、いってみたい!