ドイツ連邦共和国の国旗

そのうちのひとつである東フランク王国がドイツの原型となっています。

東フランク王国の国王夫ー1世はアウグストゥス（古代ローマ帝国皇帝の称号）を得て、962年に「神聖ローマ帝国」が誕生しました。

左記の旗が使われましたが、それは1401年になってからのことです。

画像：Banner of the Holy Roman Emperor (after 1400).svg – Wikimedia Commons

1701年にプロイセン公フリードリヒ3世は王として戴冠し初代プロイセン王フリードリヒ1世となり『プロイセン王国』が誕生します。

画像：Flag of Prussia (1892-1918).svg – Wikimedia Commons

（同時に神聖ローマ帝国は神聖ローマ皇帝が帝位を退き消滅）

同盟の背景にはフランス皇帝ナポレオン1世による圧力が存在します。

1813年にロシア遠征に失敗したナポレオンが急速に力を失ったためライン同盟は消滅しました。

これはプロイセン王国を含む、35の君主国と4つの自由都市からなる連邦です。

この北ドイツ連邦を母体とするドイツ帝国が1871年に誕生しました。

※北ドイツ連邦とドイツ帝国の国旗は共通のものが使われています。

1919年にヴァイマル共和政とも呼ばれる共和制国家へと移行することとなりました。

1939年にポーランドに進行し、第二次世界大戦を引き起こしました。

国旗にはナチ党のシンボルマークであるハーケンクロイツ（白い丸に卍マーク）が描かれています。

1949年に米英仏が占領した西側にはドイツ連邦共和国（西ドイツ）が、ソ連が占領した東側にはドイツ民主共和国（東ドイツ）が成立しました。

その後1961年に東ドイツの首都ベルリンに東西を分ける壁（ベルリンの壁）が築かれましたが、1989年に壊され東西ドイツが統一されることとなります。

現在ドイツで使われている国旗はワイマール共和国時代に使われていたものと一緒のもので、また1949年より成立した西ドイツでも使われていました。

さらに東ドイツも1949~1959にかけて使用していたものです。

ドイツ連邦共和国が誕生したので1989年にベルリンの壁が崩壊し、その翌年の出来事であります。