アルメニア共和国の国旗

アルメニア共和国
アルメニア共和国の国旗アルメニアの場所
正式名称Republic of Armenia
国旗縦横比1:2
現国旗制定年1991年8月24日
アジア
首都エレバン
公用語アルメニア語
流通通貨ドラム
面積3.0万km2(九州の80%ほど)
人口293万人


アルメニア国旗の意味

  • 赤:アルメニアの高地と独立(もしくは戦いで流された血)
  • 青:平和を願う国民の意志(もしくは国土の自然)
  • オレンジ:国民の労働による勇気(もしくは勤勉で創造的な国民)

をそれぞれ表しています。

アルメニア国旗の由来・歴史

アルメニア共和国の国旗

1918~1922

1828年からロシア帝国領となっていたアルメニアは1918年、ロシア革命の後に『アルメニア共和国』として独立しました。

当時使われていた国旗は実のところ1990~現在にかけて使われている国旗と同じものであります。

ザカフカース社会主義連邦ソビエト共和国の国旗

1922~1936

1922年になるとアゼルバイジャン・ジョージア(グルジア)とともに『ザカフカース社会主義連邦ソビエト共和国』を形成しました。

上記はザカフカース社会主義連邦ソビエト共和国として使用していた国旗です。

アルメニア共和国の国旗

1990~現在

1990年になるとソ連邦から独立し、再び『アルメニア共和国』となります。

ナゴルノ・カラバフ自治州を巡った紛争

独立後、アゼルバイジャンと『ナゴルノ・カラバフ自治州』を巡って紛争が発生しており、2020年現在に至るまで解決していません。

参考:東京新聞:カラバフ紛争、解決の糸口見えず アゼル、アルメニア首脳平行線:国際(TOKYO Web)

※ナゴルノ・カラバフ自治州を巡った争いは『カラバフ紛争』と呼ばれていて、1994年に一度停戦協定が結ばれたのだけど、2016年4月に再燃。同年5月に停戦はしたけれど未だ緊張状態が続いているのです。

アルメニア国旗に似てる旗

アルメニア国旗の3色を使っている国は他にも多く、個人的割と似てる国旗は多い印象があります。

このあたりの国旗は割と似ている方かなと。

アルメニアに使われているのは赤・青・”オレンジ”ではありますので、黄色との区別さえ注意しておけば見間違いは防ぎやすいかもしれません。

ちなみに:気になった人もいるかも知れませんが、チャドとルーマニアの国旗は青の色の濃さが若干違うだけでほかはすべて同じという珍しいものだったりします。

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