アフガニスタン・イスラム共和国 | |
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正式名称 | Islamic Republic of Afghanistan |
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国旗縦横比 | 2:3 |
現国旗制定年 | 2013年8月19日 |
州 | アジア |
首都 | カブール |
公用語 | ダリ語(ペルシャ語)・パシュトゥー語 |
流通通貨 | アフガニ |
面積 | 65.3万km2(日本の1.7倍) |
人口 | 3553万人 |
アフガニスタン国旗の意味
- 黒:侵略と抑制された暗黒時代
- 赤:イギリスとの戦いでの流血時代
- 緑:勝利を収めて達成した『独立・平和』と、イスラムを表す
中央に大きく描かれているのはアフガニスタンの国章。『アッラーフのほかに神はなし。ムハンマドは神の預言者である』というシャハーダ(信仰告白)とモスク(中央の礼拝堂)などが描かれています。
モスクの下には『太陽暦1219年(西暦1919年、改革者アマヌッラー王が現代の方を交付した年)』と書いてあります。
アフガニスタン国旗の由来・歴史
アフガニスタンは1747年ドゥラーニー朝として独立した地域で、3度のアフガン戦争中にイギリス保護領となりました。
上記黒の画像は表示バグなどではなく、アフガニスタンがイギリス保護領時代に掲げていた国旗です。
1919年になるとアフガニスタンはイギリスから独立を達成し、『アフガニスタン首長国』として上記国旗を掲げるようになりました。
なお中央にはモスクや説教壇などが描かれています。
その後1926年になると『アフガニスタン王国』と改め、1973年になると王政が倒され1974年共和制国家となります。
上記国旗が『アフガニスタン共和国』として使用していた国旗です。
1978年になると軍事クーデターによってアフガニスタン共和国が倒され、『アフガニスタン民主共和国』が誕生しました。
当時使われていた国旗は赤旗の左上に黄一色で表現した国章を配置したものとなっています。
1994年から『タリバン』と呼ばれる勢力が力を伸ばしており、1996年にはそのタリバンが首都カブールを抑えて国名を『アフガニスタン・イスラム首長国』と改めました。
上記国旗は1997年より使われ始めたもので、中央にかかれているものはシャハーダ(信仰告白)です。
2001年に勃発したアメリカ同時多発テロをきっかけとしてアメリカ軍による空爆が行われた結果、タリバン政権は消滅することとなります。
タリバン政権が消滅した後、カルザイ暫定政権のもと2004年より国旗が変更され『アフガニスタン・イスラム共和国』という現在の姿となりました。
アフガニスタン国旗に似てる旗
アフガニスタンと似てる国旗は特にありません。
本当か気になる方は「世界の国旗一覧」をチェックしてみると良いかもしれません。
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