※ルガンスク人民共和国は、国連非加盟国。
ほとんど情報の存在しないルガンスク国旗
かなりのマイナー国旗ということもあり、情報も殆どありません。
近年に誕生した国旗の殆どは旗章学の影響を受け、デザインや色に意味を込める流れがあるのですが、そういった色の意味も存在しないようです。(あるかもしれませんが、記述を確認できていません)
ドネツク国旗の影響を受けている?
上記国旗はドネツクで使われているものです。ルガンスク国旗とは黒と水色の違いしかありません。
ドネツクはルガンスクと同じくウクライナから独立し、親ロシアとしての方針を取る国家で、ノヴォロシア人民共和国連邦を友に結成しています。
独立の順序としては、ドネツクが2014年の4月7日。ルガンスクが2014年の4月27日ですから、ドネツク国旗の影響を受けているのは確実に見えます。
珍しい水色と青色が隣接している国旗
そもそも水色自体が国旗として使われることの珍しい色です。(ルクセンブルクで使われてはいます。)
その色がさらに、同系統色の青色と隣接しているというのはなお珍しいケースと言えます。
旗はそもそも遠方からの視認を目的としている部分が大きく、そのために高所に掲揚されています。
遠方になるほど色の区別は付きにくくなるため、隣接職は区別の付きやすい色にするのが旗章学的なセオリーなので、水色と青色の隣接というのは近代の旗としては珍しいデザインと言えます。
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