ヨルダン・ハシェミット王国 | |
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正式名称 | Hashemite Kingdom of Jordan |
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国旗縦横比 | 1:2 |
現国旗制定年 | 1928年4月16日 |
州 | アジア |
首都 | アンマン |
公用語 | アラビア語 |
流通通貨 | ヨルダン・ディナール |
面積 | 8.9万km2(北海道ほど) |
人口 | 970万人 |
ヨルダン国旗の意味
黒白緑の3本の帯はそれぞれ「アッバース朝・ウマイヤ朝・ファーティマ朝」を。
旗竿側にある赤い三角形は現在のヨルダン王家である「ハーシム家」と1917年の「大アラブ革命」を表しています。
赤い三角形の中に描かれている白い七稜星はイスラム教の聖典コーランの第一のスーラ「アル=ファーティハ」の7つの聖句とアラブ民族の統一の意味があります。
スーラ:わかりやすく言うなら書籍の目次や章に該当する。スーラはアラビア語で直訳すると「柵または壁により囲まれたもの」という意味。
ヨルダン国旗の由来・歴史
1919年にイギリスの委任統治領となった地域。
1923年にイギリスがその地域を分割し「トランスヨルダン首長国」を設立。
第二次世界大戦後の1946年には「トランスヨルダン王国」として独立し、1949年に現在の「ヨルダン・ハシェミット王国」に国名を改めました。
ヨルダンで現在使われている国旗は1946年、トランスヨルダン王国として独立した際に制定されたもので、1949年にヨルダン・ハシェミット王国となった後も継続して使われています。
ヨルダンは現在200万人を超えるパレスチナ難民を国内に抱えている。
ヨルダン国旗に似てる旗
ヨルダンはもともとイギリスが分割して「トランスヨルダン首長国」を設立する前は、イギリスの委任統治領であるパレスチナの一部でした。
それもあってか現在パレスチナで使われている国旗とヨルダンの国旗は非常に似ています。違いは赤い三角形の中に白い七角の星が描かれているかどうか。(厳密には赤い三角形の大きさも違います)
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