チスパダーナ共和国の国旗

チスパダーナ共和国の国旗

チスパダーナ共和国は現在のイタリアの前身となった国の一つです

1796~1797にかけて存在し、最初のイタリア旗と呼ばれているものでもあります。

チスパダーナ国旗の基本データ

国旗縦横比1:1
使用年1796~1797

チスパダーナ国旗の解説

現在のイタリア国旗は緑白赤の三色旗です。

イタリアの国旗

この3色を一番最初に使い始めたとされるのがチスパダーナの国旗で、だからこそ最初のイタリア旗と呼ばれます。

チスパダーナ共和国の国旗

なお、中央のエムブレムには4本の矢が描かれており、これは後述するチスパダーナ共和国を構成する4つの州を示したものです。

また、それを彩る月桂樹のリースは勝利を表しています。

イタリア国旗の成り立ちとして触れられているフランス国旗の青を緑にしたという話は、このチスパダーナ国旗をそのようにして作ったことから来ています。

チスパダーナ共和国とは

チスパダーナはナポレオンが1796年、北イタリアに侵攻し、オーストリア支配下にあった『モデナ、ボローニャ、フェラーラ、レッジョ・エミーリア』の4州を結集させ、親フランスの国として成立したものです。

1797年になるとトランスパダーナ共和国と統合され、チザルピーナ共和国となります。

なお首都はボローニャでした。

チスパダーナ国旗の関連リンク

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