旗章学用語

カントン

旗竿側上部のこと。

厳密には旗を4分の1に区切った時の旗竿側上部のことをいいます。基本的には左上になりますが、旗竿が右側に来るサウジアラビア国旗の場合は逆になります。

カントンは目立つ位置であるため、旗の主張したいデザインがここに描かれることが多いです。

ホイスト

旗竿側のこと。

基本的には左側のことを指します。

フライ

旗尾側のこと。

基本的には右側のことを指します。

ヘッド

旗上部のこと。

フット

旗下部のこと。

汎スラブ色

白赤青の3色のことで、ロシアピョートル大帝が採用した国旗の色です。

スラブ系諸国で使われています。

汎アフリカ色

赤黄緑(もしくは赤緑黒)のこと。

アフリカ大陸で独立を成し遂げたエチオピアの国旗の色にならって、アフリカで多くの国が採用した色です。

汎アラブ色

赤緑白黒(もしくは赤白黒)のこと。

オスマン帝国の支配に対する反乱旗に使われていこう、アラブ系諸国で使われている配色です。

スカンジナビア十字

交点が左によっている十字のことです。

ヨーロッパのいくつかの国で使われています。(デンマークなど)

半旗

国旗を掲揚する場合ポールの最上部に設置しますが、弔慰(死者を弔うこと)を示すときなどには最上部から落とした位置で掲揚します。これを半旗といいます。

日本では東日本大震災の日(03/11)に合わせて、半旗を行っているところを見ることができるかもしれません。

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